医療費控除
インプラントは健康保険適用外なんじゃが、 国税庁の定めた医療費控除は申請することはできるんじゃ。 控除額は所得によって決めらるから、所得によっては3割~5割近く返ってくる場合もあるんじゃ。
医療費控除とは?
医療費控除の概要
自分自身や家族が病気になり、医療費を支払った場合は、支払った医療費のうち一定の金額の所得控除を受けることができます。 これを医療費控除と呼びます。インプラントもこれの対象となります。
インプラント治療の医療費控除の対象となる医療費
- 納税者が、自分自身、又は自分と生計を一にする配偶者や、他の家族のために支払った医療費
- その年の1月1日から12月31日の間で支払われた医療費
- 医師又は歯科医師による診療又は治療の対価。(健康診断の費用や、医師等に対する謝礼金などは原則として含まれません。)
- 治療又は療養に必要な医薬品の購入の対価。(病気の予防や健康増進のために用いられる医薬品の購入代金は医療費となりません。)
医療費控除の対象となる金額
医療費控除の対象となる金額は以下の計算式で求められます。
実際に支払った医療費 - (保険などの給付金(※1) +10万円(※2))
※1 - 医療保険、生命保険などで支給される給付金
※2 - 所得税が200万円未満の場合は、その5%の金額
控除の為の手続き
控除を受けるには、医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出しなければいけません。 その際、医療費の支出を証明する書類(領収書など)は、確定申告書に添付するか、提示してください。 また、給与所得がある場合は、源泉徴収票の原本も必要です。
医療費控除の際の注意点
ご夫婦共働きの場合、所得税率が高い方(所得の多い方)が控除の手続きをした方が控除額が大きくなります。 所得税率が同じ場合、どちらか一方の所得が200万円未満であれば、その人が控除の手続きをした方が得になります。